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ツチカニムシとは?

つちかにむし

ツチカニムシとは、土の中や落ち葉の下に潜む体長数ミリの小さなカニムシ類で、サソリに似たはさみを持つ節足動物です。

ツチカニムシ(土蟹虫)は、クモ綱カニムシ目に属する小型の節足動物です。カニムシ類は世界に3,000種以上が知られており、ツチカニムシ科はそのなかでも土壌中や落ち葉層に生息するグループを指します。体長はおおむね1〜5ミリメートルほどと非常に小さく、肉眼では見えにくい存在です。

外見の特徴として、大きなはさみ(鋏角と触肢のはさみ)が目立ちます。このはさみはサソリのそれに似ていますが、しっぽ(毒針)を持たないため毒はありません。8本の脚を持ち、クモやダニと同じ節足動物のクモ綱に属します。

生態としては、腐植土・落ち葉・コケ・樹皮の下などに生息し、ダニやトビムシなどの微小生物を捕食します。移動する際に他の大型昆虫(アリ・ハエなど)に乗って便乗する「付着移送(フォレジー)」という行動が知られており、昆虫の体に挟みで掴まって運んでもらうことがあります。

土壌生態系の中では分解者を食べる捕食者として機能し、土の中の食物連鎖に欠かせない役割を担っています。研究者以外には知られることが少ないものの、庭の土を掘れば遭遇できる身近な生き物でもあります。

使い方・例文

「落ち葉をめくると、ごく小さなはさみを持つツチカニムシが素早く逃げていった」のように、土壌生物の観察や生態学の授業・書籍の中でしばしば紹介されます。

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