スズメダイ科とは?
すずめだいか
スズメダイ科とは、熱帯・亜熱帯のサンゴ礁を中心に生息する海水魚のグループで、鮮やかな体色と縄張り意識の強さが特徴です。
スズメダイ科(Pomacentridae)は、スズキ目に属する海水魚の一科です。世界の熱帯・亜熱帯の浅い海域に広く分布し、インド洋・太平洋・大西洋のサンゴ礁や岩礁域に多くの種が生息しています。
スズメダイ科の代表的な特徴は次の通りです。
- 体形と体色:多くは体長5〜15センチ程度の小型魚で、黄色・青・橙色など鮮やかな体色をもつ種が多く、観賞魚として非常に人気があります。
- 縄張り行動:藻類を餌とする草食性の種は特定の岩やサンゴの周囲に縄張りを持ち、自分より大きな魚やダイバーに対しても激しく威嚇・攻撃します。
- 共生:クマノミ(ニモ)はスズメダイ科の一属(Amphiprion属)であり、イソギンチャクと共生することで有名です。
- 繁殖:多くの種はオスが岩などに産み付けられた卵を守る保護行動を示します。
日本近海にもデバスズメダイ・ルリスズメダイ・クマノミなど多数の種が分布し、沖縄や伊豆諸島のサンゴ礁ではダイビング・シュノーケリングで最も目にする魚のひとつです。観賞魚として世界中で飼育され、海水水槽の定番魚でもあります。
世界全体では400種以上が記載されており、淡水にも適応した種(タンガニイカ湖産のシクリッドに近縁の種など)も存在します。
使い方・例文
「スズメダイ科のクマノミはイソギンチャクの触手の中に巣を作り、外敵から身を守りながら生活する共生関係が有名です」のようにダイビングや水族館の解説で使われます。
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