リス科とは?
りすか
リス科とは、ふさふさした尾と木登りの得意なリス類をはじめ、地上性のプレーリードッグやシマリスなども含む齧歯類の大きな科です。
リス科(Sciuridae)は、齧歯目(ネズミ目)に属する科で、世界中に約280種以上が知られています。南極大陸とオーストラリアを除くほぼ全大陸に分布し、熱帯から高山・亜寒帯まで幅広い環境に適応しています。
リス科の動物は形態・生態ともに多様で、大きく次の3グループに分けられます。
- 樹上性リス:ニホンリスやエゾリスに代表される、木の上で生活する典型的なリス類。ふさふさした長い尾でバランスをとりながら枝を跳び移る
- 地上性リス:プレーリードッグやジリスなど地面に穴を掘り集団で生活する種。多くが季節的に冬眠する
- モモンガ・ムササビ類:前後肢の間の飛膜を広げて滑空する種。完全な飛行はできないが木から木へと長距離を移動できる
食性は主に植物食で、木の実・種子・果実・木の芽・きのこなどを食べます。ドングリや松の実を地面に埋めて冬に備える「貯食(ちょしょく)」行動が有名で、埋めた場所を忘れることで森の植樹に貢献することもあります。
ニホンリスやエゾリスは日本の山林に生息し、身近な野生動物として親しまれています。一方でタイワンリスのように外来種として生態系に影響を与えている例もあります。
使い方・例文
公園でどんぐりを運ぶリスや、木から滑空するムササビはリス科の身近な例です。北米のプレーリードッグも同科に属し、集団で地下集落を作る社会性で知られます。
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