クマノミとは?
くまのみ
クマノミとは、イソギンチャクと共生することで知られる熱帯・亜熱帯の海に生息するスズキ目の小型海水魚です。
クマノミ(隈魚)は、スズキ目スズメダイ科に属する小型の海水魚で、28種ほどが知られています。体長は種によって異なりますが、多くは5〜15センチメートル程度です。鮮やかなオレンジと白の縞模様を持つ「カクレクマノミ」が最もよく知られており、映画『ファインディング・ニモ』の主人公のモデルとなったことで世界的に有名になりました。
クマノミの最大の特徴は、毒を持つイソギンチャクと共生する関係(共生関係)です。多くの魚はイソギンチャクの毒に刺されますが、クマノミはイソギンチャクの粘液に似た体表の粘液を持つため、毒に刺されずにその触手の中で生活できます。この関係は相利共生と呼ばれ、クマノミはイソギンチャクに外敵から守ってもらい、イソギンチャクはクマノミによって食べ残しや寄生虫の除去などの恩恵を受けます。
クマノミには性転換する能力があり、群れの中で最も大きな個体がメスになります。群れのリーダーであるメスが死んだ場合、次に大きな個体がオスからメスに性転換します。
主に熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に生息し、日本では沖縄などで見られます。近年はサンゴ礁の白化や海水温の上昇による生息地の減少が懸念されています。
使い方・例文
クマノミはダイビングやシュノーケリングの体験記、水族館の展示解説で頻繁に登場します。「イソギンチャクの中に身を潜めてじっとしているオレンジ色の小さな魚がクマノミです」という形で紹介されることが多い生き物です。
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