サンゴ礁とは?
さんごしょう
サンゴ礁とは、サンゴが長い年月をかけて積み重なることで形成された、熱帯・亜熱帯の浅い海に広がる石灰質の地形です。
サンゴ礁とは、造礁サンゴと呼ばれる刺胞動物が分泌する炭酸カルシウム(石灰質)の骨格が長い年月をかけて積み重なり、形成された地形・生態系の総称です。水温が高く透明度が高い熱帯・亜熱帯の浅い海に発達します。
サンゴ礁の形成には数千〜数万年単位の時間がかかります。生きたサンゴは体内に褐虫藻(渦鞭毛藻の一種)を共生させており、光合成によって栄養を得るため、太陽光が届く浅い海に限られます。サンゴ礁は地球の海面積のわずか約0.1〜0.2%に過ぎませんが、海洋生物の約25%の種が生息するとされ、「海の熱帯雨林」とも呼ばれます。
サンゴ礁の主な形態には次の3種類があります。
- 裾礁(きょしょう):陸地に接して発達するサンゴ礁
- 堡礁(ほしょう):陸地とラグーン(礁湖)を隔てて発達するサンゴ礁(グレートバリアリーフなど)
- 環礁(かんしょう):島が沈降した後に環状に残るサンゴ礁(モルジブなど)
近年、海水温の上昇による白化現象や海洋酸性化によって世界のサンゴ礁が急速に失われており、生物多様性と沿岸環境の保全上、深刻な問題となっています。日本では沖縄・石垣島周辺が世界有数のサンゴ礁の宝庫として知られています。
使い方・例文
「ダイビングでサンゴ礁の海に潜ると、カラフルな熱帯魚が群れ泳ぐ幻想的な光景が広がる」のように、海の生態系や観光の文脈でよく登場します。
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