三角州とは?
さんかくす
三角州とは、河川が海や湖に注ぐ河口付近に土砂が堆積してできる、三角形の低平な地形です。
三角州(さんかくす)は英語で「デルタ(delta)」とも呼ばれます。これはギリシャ文字のΔ(デルタ)に形が似ていることに由来します。河川が上流から運んでくる砂・泥・礫(れき)などの堆積物が、流れの勢いが弱まる河口付近で積み重なって形成されます。
- 河川が大量の土砂を供給していること
- 河口付近の波や潮流が比較的穏やかであること
- 長い年月をかけて土砂が蓄積できること
世界的に有名な三角州として、エジプトのナイル川河口デルタや、バングラデシュのガンジス川デルタが挙げられます。日本では広島市を流れる太田川の三角州が代表例で、広島市街地の大部分がこの地形の上に広がっています。
三角州は土壌が肥沃で水が得やすいため、古くから農耕地や居住地として利用されてきました。一方で、標高が低いため洪水や高潮の被害を受けやすいという危険性もあります。近年は地球温暖化による海面上昇により、低地の三角州が水没するリスクも指摘されています。
使い方・例文
地理の授業で「広島市はなぜ川が多いのか」を学ぶとき、太田川が運んだ土砂でできた三角州の地形が理由として説明されます。
この用語をシェア
最終更新: