段彩図とは?
だんさいず
段彩図とは、地形の高低を段階的に色分けして表現した地図で、山地・平野・海底などの標高差を視覚的にわかりやすく示すものです。
段彩図(だんさいず)とは、地形の標高や水深を一定の高度区分ごとに異なる色で塗り分けた地図の一種です。「段彩」とは段階的に色彩を変化させることを意味し、高低差をひと目で把握できるよう視覚化しています。
一般的な段彩図では、低地を緑や黄緑、中高度の丘陵地を黄色や橙色、高山地帯を茶色や赤、そして最高峰付近を白や灰色で表します。海域については、水深が深くなるにつれて青色が濃くなるグラデーションを用いるのが慣例です。この配色体系は国際的にも広く標準化されています。
段彩図は次のような場面で活用されます。
- 教科書や教育用地図帳での地形学習
- 地理・地学の授業における地形把握
- 登山計画や防災マップの基礎資料
- 国土全体の地形分布を概観する資料
現代ではGIS(地理情報システム)やデジタル地図ソフトウェアの普及により、標高データから自動的に段彩を生成することが可能です。また、陰影起伏図と組み合わせることで立体感をさらに強調した表現も一般的になっています。
段彩図を読む際は、凡例の色と高度範囲の対応を確認することが大切です。地図の目的によって配色が変わる場合があります。
使い方・例文
世界地図の段彩図を見ると、ヒマラヤ山脈や南米アンデスが赤〜白に塗られ、アマゾン低地や北欧平野が緑に塗られているのがわかる。
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