標高とは?
ひょうこう
標高とは、海面(平均海水面)を基準として測った陸地の高さのことで、地図や登山・気象などの場面で広く使われる地理的指標です。
標高とは、平均海水面(ジオイド面)を基準の高さ(0メートル)として、ある地点の垂直方向の距離を表した値のことです。「海抜」とほぼ同義に使われますが、測量上の定義では標高は水準測量によって精密に求めた値を指し、海抜は海面からの大まかな高さを示す場合に使われることが多いです。
日本では東京湾の平均海面を標高の基準(0m)としており、国土地理院が全国に水準点を設置して標高の基準網を整備しています。国内最高点は富士山頂で標高3,776m、最低地点(自然地形)は利根川沿いの海抜0m地帯の一部です。
標高は次のような場面で重要な意味をもちます。
- 登山・トレッキング:山の難易度や体への負担(気圧・酸素濃度)の目安
- 気象・気候:標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がる
- 防災・ハザードマップ:洪水リスクの把握
- 農業:作物の栽培適地の判断
- 航空・GPS:飛行高度や測位精度の基準
高標高地では気圧が低く酸素が薄いため、高山病のリスクがあります。また、植生・積雪量・日照なども標高によって大きく変わるため、生態系の分布を理解するうえでも欠かせない指標です。
使い方・例文
「富士山の標高は3,776mで、5合目(約2,400m)を超えると気圧が低下し、高山病に注意が必要です。」のように、登山や地理の説明で頻繁に使われます。
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