刺胞動物とは?
しほうどうぶつ
刺胞動物とは、クラゲ・サンゴ・イソギンチャクなどを含む動物門で、毒のある刺胞細胞をもつことが特徴です。
刺胞動物とは、クラゲ・ヒドラ・サンゴ・イソギンチャクなどが属する無脊椎動物の一門です。かつて「腔腸動物」とも呼ばれていました。体は内胚葉と外胚葉の2胚葉から成る二胚葉性の動物であり、口と消化腔(胃腔)をもちますが、肛門はなく、食べたものの残渣は口から吐き出します。
最大の特徴は名前の通り、触手に並ぶ刺胞細胞(刺細胞)です。刺胞細胞には刺糸と呼ばれる毒針が内蔵されており、触れると瞬時に発射されて獲物を麻痺させたり外敵を退けたりします。クラゲに刺されたときの痛みはこの刺胞細胞によるものです。
刺胞動物には主に2つの体型があります。
- ポリプ型:底に固着してイソギンチャクのように口を上に向けたもの
- メデューサ型:遊泳するクラゲのように傘状のもの
サンゴはポリプ型の刺胞動物で、多くの種が炭酸カルシウムの骨格を形成してサンゴ礁を作ります。サンゴ礁は海洋生物の約25%が利用するとも言われ、生物多様性の観点から非常に重要です。
使い方・例文
海水浴でクラゲに刺されるのは刺胞動物の刺胞細胞が原因で、水族館ではミズクラゲのポリプからメデューサへの変態過程が展示されることもあります。
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