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深成岩とは?

しんせいがん

深成岩とは、マグマが地下深くでゆっくりと冷え固まってできた岩石のことです。

深成岩(しんせいがん)は、地下数キロメートル以上の深部でマグマが長い時間かけてゆっくり冷却・固結してできた火成岩の一種です。

冷却速度が非常に遅いため、鉱物の結晶が十分に成長し、肉眼でも識別できるほど粗い結晶粒が均一に並んだ等粒状組織(花こう岩質組織)を示すのが大きな特徴です。これは、急冷されて細かい結晶や非晶質部分を含む火山岩とは対照的な性質です。

代表的な深成岩には次のようなものがあります。

  • 花こう岩(御影石):ケイ酸分が多く、白や灰色の石材として建築に広く使われる
  • 閃緑岩:花こう岩と斑れい岩の中間的な組成を持つ
  • 斑れい岩:鉄やマグネシウムを多く含む黒っぽい岩石
  • かんらん岩:地球のマントルを構成する主要な岩石

深成岩は地殻変動や侵食によって地表に露出することがあり、山地の中心部などで見られます。日本では花こう岩が各地に分布し、墓石や建築材として「御影石」の名で親しまれています。地球内部の組成や大陸地殻の成り立ちを理解するうえで、深成岩の研究は地質学・岩石学において重要な位置を占めています。

使い方・例文

理科の授業で岩石の標本を観察するとき、花こう岩の断面に見える白・黒・透明の粗い粒が深成岩の等粒状組織の典型例として取り上げられます。

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