単孔類とは?
たんこうるい
単孔類とは、哺乳類でありながら卵を産むという独特の繁殖様式を持つ動物のグループです。
単孔類(たんこうるい、Monotremata)とは、哺乳綱に属しながらも卵を産んで繁殖するという、哺乳類の中では非常に原始的な特徴を持つ動物グループです。「単孔」の名は、排泄・生殖・産卵をひとつの開口部(総排出腔)で行うことに由来します。
現存する単孔類はカモノハシとハリモグラ類(ショートビークドハリモグラ・ロングビークドハリモグラ)のみで、すべてオーストラリア・ニューギニア周辺に生息しています。
単孔類の主な特徴を挙げると以下の通りです。
- 卵を産むが、孵化した子に乳を与えて育てる(乳腺はあるが乳首がなく、皮膚から滲み出る乳を子が舐める)。
- 体温調節能力が他の哺乳類より低く、変温動物と恒温動物の中間的な性質を持つ。
- カモノハシは嘴状の口・水掻きのある足・毒づめ(オスのみ)を持ち、電気感覚で水中の獲物を探す。
単孔類は哺乳類の進化を考える上で極めて重要なグループであり、爬虫類から哺乳類へと進化する過程の特徴を色濃く残した「生きた化石」とも呼ばれます。
使い方・例文
カモノハシは単孔類の代表例で、水辺に生息し、鴨のような嘴と水掻きを持つ非常に独特な哺乳類です。
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