炭酸カルシウムとは?
たんさんかるしうむ
炭酸カルシウムとは、カルシウムと炭酸からなる化合物で、石灰石・貝殻・チョークなどの主成分となる物質です。
炭酸カルシウム(たんさんカルシウム、化学式 CaCO₃)は、カルシウムイオンと炭酸イオンからなる無機化合物です。自然界に豊富に存在し、石灰石・大理石・チョーク・方解石・霰石(あられいし)などの主要成分です。貝殻・サンゴ・卵殻・骨格などにも含まれており、地球上で最も広く分布する炭酸塩化合物の一つです。
炭酸カルシウムには主に二つの結晶形(多形)があります。
- 方解石(カルサイト):安定な結晶形で石灰石・大理石の主成分
- 霰石(アラゴナイト):準安定形で真珠や貝殻の成分
加熱すると分解して酸化カルシウム(生石灰)と二酸化炭素を生じます。酸にも溶けやすく、塩酸と反応すると二酸化炭素の泡を発生させるため、理科の実験でよく利用されます。
工業・日常での主な用途は以下の通りです。
- 建材:セメントの原料、石灰として土木・建築に使用
- 製紙:紙の填料(てんりょう)・塗工剤として白色度や平滑性を高める
- 食品・医薬品:カルシウム補給剤・制酸薬
- プラスチック・ゴム:充填剤として強度・コスト調整に利用
使い方・例文
理科の実験でチョーク(炭酸カルシウム)に塩酸をかけると泡が出る様子を観察できます。また、カルシウム補給のサプリメントにも炭酸カルシウムが広く使われています。
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