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塩酸とは?

えんさん

塩酸とは、塩化水素という気体を水に溶かしてつくられる、強い酸性を示す無色透明の水溶液のことをいいます。

塩酸は、塩化水素(HCl)という気体を水に溶かしてつくられる水溶液で、強い酸性を示すのが特徴です。無色透明で刺激臭があり、濃度が高いものは空気中の水分と反応して白い煙のように見えることがあります。理科の実験でよく使われる代表的な酸の一つです。

塩酸は金属と反応して水素を発生させたり、炭酸カルシウムなどと反応して二酸化炭素を発生させたりする性質があり、これらの反応は中学校や高校の化学の実験でしばしば取り上げられます。また、青色リトマス紙を赤く変える、BTB溶液を黄色に変えるといった酸性特有の性質も示し、金属を溶かす力の強さから取り扱いには十分な注意が必要とされています。

工業的には金属の表面処理や化学薬品の原料などに広く利用されているほか、私たちの体内でも胃液に塩酸が含まれており、食べ物の消化を助ける重要な役割を果たしています。濃度が高い塩酸は皮膚や粘膜を傷つける危険があるため、実験の際は保護めがねや手袋を使うなど安全対策が欠かせません。

使い方・例文

実験では、塩酸に亜鉛を入れると気体が発生し、それが水素であることを確認した。

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