こだまとは?
こだま
こだまとは、音が山や建物などの障害物に当たって反射し、元の音よりも遅れて聞こえる現象で、「やまびこ」とも呼ばれます。
こだま(木霊・木魂)は、音が障害物(山・壁・崖・建物など)に当たって反射し、発した音の後から同じ音が繰り返して聞こえる現象です。科学的にはエコー(echo)または反響と呼ばれ、「やまびこ」とも同義に使われます。
こだまが起きる仕組みは次のとおりです。
- 声や音が空気中を波(音波)として広がります。
- 音波が固い壁面・山の斜面などに当たると反射します。
- 反射した音波が耳に届くまでに、元の音より時間がかかります。
- 音速は空気中でおよそ毎秒340メートルなので、障害物が遠いほど遅れて聞こえます。
一般に、反射音が元の音と重なって聞こえる場合は「残響(リバーブ)」、はっきり遅れて繰り返し聞こえる場合が「こだま(エコー)」と区別されます。山や渓谷のような広い空間では距離が大きいため、数秒後に反射音が返ってくることもあります。
こだまは音響工学でも重要で、コンサートホールの設計では残響特性を計算に入れて音響効果を最適化します。また「こだま」は山の神様や精霊が返事をしているという民俗的イメージから、日本文化では自然への畏敬を表す言葉としても使われてきました。
使い方・例文
山に向かって大きな声で叫ぶと、しばらく後に同じ声が山から返ってくる現象がこだまで、音速と距離の関係で反射音が遅れて届きます。
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