大理石とは?
だいりせき
大理石とは、石灰岩が地熱や圧力によって変成された変成岩の一種で、独特の模様と光沢を持つ建築・彫刻の素材として古来より世界中で使われてきた石材です。
大理石(だいりせき)は、石灰岩や苦灰岩(ドロマイト)が地下深部の高温・高圧条件下で再結晶化(変成作用)することで生まれる変成岩です。英語では「マーブル(Marble)」と呼ばれ、その語源は「光る石」を意味するギリシャ語に由来します。
大理石の主な特徴は次のとおりです。
- 主成分:方解石(炭酸カルシウム)を主とし、白色が基本だが鉄・マンガン・グラファイトなどの不純物により灰・赤・緑・黒など多彩な色調・模様を呈する
- 硬度:モース硬度3程度で比較的加工しやすく、磨くと美しい光沢が出る
- 産地:イタリア(カッラーラ産が世界的に有名)、ギリシャ、トルコ、中国、インドなど世界各地で産出される
大理石は古代ギリシャ・ローマ時代から建築・彫刻の素材として重用されてきました。パルテノン神殿やミケランジェロの彫刻「ダヴィデ像」、ローマのパンテオンなど歴史的な建造物・芸術作品に大量に使われています。現代でも高級ホテルのロビー・床・浴室、キッチンカウンター、モニュメントなどに広く使われています。
なお、日本語の「大理石」という名称は、中国雲南省の大理地方で古くから産出されたことに由来しています。酸性に弱く屋外では風化しやすいという性質があるため、用途に応じた適切なメンテナンスが必要です。
使い方・例文
高級ホテルのエントランスや美術館の床に使われている白く美しい石が大理石の代表例です。また建材や彫刻素材として「カッラーラ産大理石」の名が商品カタログや建築仕様書に登場することもよくあります。
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