ホッキョクグマとは?
ほっきょくぐま
ホッキョクグマとは、北極圏に生息する世界最大の陸上肉食動物で、白い毛皮と厚い脂肪層を持つクマ科の哺乳類です。
ホッキョクグマ(北極熊、学名:Ursus maritimus)は、クマ科に属する哺乳類で、北極海とその周辺の氷上・沿岸域に生息します。成熟したオスの体重は300〜700kg、体長は2〜3mに達し、陸上に暮らす肉食動物の中では世界最大級です。
その名のとおり海とのかかわりが深く、学名の「maritimus(海の)」が示すように、優れた泳ぎ手でもあります。分厚い皮下脂肪と二層構造の毛皮が寒冷な北極の環境に対応しており、体温を保持する断熱性に優れています。毛は実際には透明ですが、光の散乱により白く見えます。
主な食物はアザラシで、海氷上の呼吸孔付近で待ち伏せする狩りを得意とします。夏には海氷が減少するため、ホッキョクグマは陸に上がり絶食状態に近くなることもあります。メスは冬に雪の中に巣穴を掘り、1〜3頭の子どもを産みます。
近年、地球温暖化による海氷の急激な減少が生息環境を脅かしており、国際自然保護連合(IUCN)は「危急種(Vulnerable)」に分類しています。気候変動と野生動物保護を考えるうえで、ホッキョクグマは象徴的な存在となっています。
使い方・例文
ホッキョクグマは北極圏の環境保護を語る際に象徴的に取り上げられ、動物園でも人気の高い展示動物です。また、気候変動の影響を伝えるドキュメンタリーや報道写真にも頻繁に登場します。
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