野生動物とは?
やせいどうぶつ
野生動物とは、人間に管理されず自然環境の中で自由に生きている動物のことです。
野生動物とは、人の手によって飼育・管理されることなく、森林・草原・海洋・河川などの自然環境の中で自力で生きている動物の総称です。家畜やペットとは対照的な存在として位置づけられます。
野生動物は食物連鎖の中でそれぞれの役割を担い、生態系のバランスを維持する重要な存在です。草食動物が植物の過繁茂を抑え、肉食動物が草食動物の個体数を調整するという連鎖が、健全な自然環境を保ちます。
日本に生息する代表的な野生動物には次のようなものがあります。
- ニホンジカ・イノシシ(哺乳類)
- ニホンザル・タヌキ・キツネ
- オオタカ・トキなどの野鳥
- アユ・サクラマスなどの淡水魚
近年は生息地の破壊、乱獲、外来種の侵入、気候変動などにより多くの野生動物が絶滅の危機に瀕しています。国際的には種の保存に関するワシントン条約(CITES)が取引を規制し、日本でも鳥獣保護管理法が野生動物を保護する枠組みを定めています。野生動物の保全は生物多様性を守るうえで不可欠な課題です。
使い方・例文
農作物を食い荒らすイノシシの被害が相次いだ地域では、行政が野生動物との共存策として緩衝帯の設置や捕獲管理を行っています。
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