草食動物とは?
そうしょくどうぶつ
草食動物とは、主に植物(草・葉・果実・種子など)を食べて生きる動物の総称で、生態系の食物連鎖において重要な位置を占めます。
草食動物とは、植物を主な食料源とする動物のことで、英語では「herbivore(ハービボア)」と呼ばれます。肉食動物や雑食動物と対比して使われる分類です。
草食動物の体には、植物を効率よく消化するための仕組みが備わっています。
- 歯の形:草や葉をすりつぶすための平らな臼歯が発達しています
- 消化管:植物の細胞壁(セルロース)を分解するため、胃や腸が長く複雑な構造を持ちます。ウシやヒツジのような反芻動物は胃が複数の部屋に分かれています
- 腸内細菌:セルロースを分解する微生物が消化管に共生しています
代表的な草食動物には、ウシ・ウマ・ヒツジ・シカ・ゾウ・ウサギ・キリンなどがいます。虫や草の両方を食べる動物は雑食動物に分類されますが、ほぼ植物のみを食べる動物を草食動物と呼ぶ場合が一般的です。
生態系においては、草食動物は植物(生産者)と肉食動物(上位消費者)をつなぐ一次消費者として重要な役割を担います。植物のエネルギーを動物の生体内に取り込み、さらに上位の捕食者へと受け渡す存在です。草食動物の個体数の増減は、植生や肉食動物の生存にも大きく影響します。
使い方・例文
「草食動物のウシは複数の胃を持ち、食べた草を何度も噛み直す反芻を行う」のように説明されます。
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