クマ科とは?
くまか
クマ科とは、ヒグマ、ホッキョクグマ、ツキノワグマ、ジャイアントパンダなどを含む食肉目の科で、大型で雑食性の哺乳類グループです。
クマ科(Ursidae)とは、哺乳綱・食肉目に属する科で、現生のクマ類を含む分類群です。現在では8種が確認されており、南極大陸とオーストラリアを除く広い地域に分布しています。食肉目に属しますが、大多数の種が植物質を主体とする雑食性で、純粋な肉食動物ではありません。
現生のクマ科8種は以下の通りです。
- ホッキョクグマ:北極圏に生息し、ほぼ完全な肉食性。陸上最大の肉食哺乳類
- ヒグマ:北半球に広く分布。体が大きく雑食性
- アメリカクロクマ:北米に生息する最も個体数の多い種
- ツキノワグマ:アジアに分布し、日本にも生息
- ジャイアントパンダ:中国固有種。竹を主食とする特殊な食性
クマ科の共通的な特徴には、大きな体と骨格、退化的に小さな尾、平たい地面を踏む蹠行性(しょこうせい)の歩行様式などがあります。多くの種で冬眠(正確には冬期の低活動状態)が見られ、その期間に出産・育児が行われます。
クマは多くの文化で崇拝・信仰の対象とされてきた動物であり、日本のアイヌ民族における「カムイ(神)」としての地位や、北米先住民の熊儀礼など、人間と深い精神的なつながりを持ちます。生息地の縮小と人里への出没が各地で問題となっています。
使い方・例文
動物園で人気の高いジャイアントパンダも、分類上はクマ科に属することが解説パネルや図鑑で説明されます。ツキノワグマは日本の山岳地帯に生息し、登山者への注意喚起でよく名前が出ます。
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