ジャイアントパンダとは?
じゃいあんとぱんだ
ジャイアントパンダとは、中国の四川省などの山岳竹林に生息するクマ科の哺乳動物で、白黒の体色と愛らしい外見から世界的に人気の高い希少動物です。
ジャイアントパンダ(学名:Ailuropoda melanoleuca)は、クマ科に属する大型哺乳動物です。体長は一般に120〜150センチメートル、体重は80〜125キログラムほどに達し、白と黒のコントラストが鮮明な体毛が最大の特徴です。目の周囲・耳・四肢・肩の黒い模様が雪に映えることで、天敵から身を守る効果があるとも考えられています。
主食は竹で、1日に10〜20キログラムもの竹を食べます。もともとクマ科の祖先は肉食性でしたが、ジャイアントパンダは進化の過程で竹食に特化し、竹をつかむための「偽の親指」と呼ばれる発達した橈側種子骨を持ちます。野生では中国の四川省・陝西省・甘粛省の山岳部にのみ生息しています。
繁殖率が低く、メスの発情期は年に一度・数日程度しかないため、野生個体の増加は容易ではありません。中国政府と国際社会の保護活動によって個体数は回復傾向にあり、国際自然保護連合(IUCN)は2016年に絶滅危惧種から「危急種」へ引き下げましたが、依然として厳重な保護が必要な動物です。
日本では上野動物園をはじめ複数の施設でパンダが飼育・展示されており、誕生のたびに大きなニュースとなります。中国は外交ツールとしてパンダを貸与する「パンダ外交」でも知られています。
使い方・例文
「上野動物園のジャイアントパンダが双子を出産し、多くの来場者が祝福に訪れた」のように、動物園での展示・繁殖ニュースの文脈でよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: