アカマンボウとは?
あかまんぼう
アカマンボウとは、世界中の暖かい海に生息する大型の深海魚で、マンボウとは別種の赤みがかった平たい魚です。
アカマンボウ(学名:Lampris guttatus)は、アカマンボウ目アカマンボウ科に属する大型の外洋性魚類です。英名は「オーパー(opah)」とも呼ばれ、世界中の温帯〜熱帯の外洋に広く分布しています。
体形は楕円形で著しく側扁しており、体長は1〜2メートル、体重は数十キログラムに達します。体色は銀灰色から青みがかった色で、白い斑点が散らばり、ヒレや口の周囲が鮮やかな赤橙色であることが和名の由来です。名前に「マンボウ」とついていますが、マンボウとは異なる分類群(目・科ともに異なる)に属します。
アカマンボウの最も注目すべき特徴は、魚類としては珍しく体温を周囲の水温よりも高く保つ能力(内温性)を持つ点です。胸びれを動かす筋肉が熱を発生させ、それを体内で循環させることで脳・心臓・筋肉を温め、深冷水域でも高い活動性を維持できます。これは一般的な「変温動物」としての魚のイメージを覆す特性として注目されています。
食性はイカ・タコ・甲殻類・小魚などを食べる肉食性です。漁獲量は多くありませんが、脂肪分が多く美味な魚として食用にも利用されます。生態には不明点も多く、研究が続けられています。
使い方・例文
「深海魚の展示コーナーで、マンボウとの違いを解説するパネルにアカマンボウの写真が載っていた」という場面で見かけることがあります。
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