オニグモとは?
おにぐも
オニグモとは、日本各地に生息するコガネグモ科の大型クモで、夜間に大きな円形の網を張ることで知られる種です。
オニグモ(学名:Araneus ventricosus)は、クモ目コガネグモ科(またはオニグモ科とも)に属する大型のクモです。日本全土をはじめ東アジアに広く分布し、平地から山地にかけての草むら・林縁・軒下など様々な環境に生息しています。
成体のメスは体長が20〜30mmほどになる大型の種で、腹部は球状に膨らんでおり、灰褐色〜茶褐色の複雑な模様が入っています。体格に比べて脚が太く、名前の「鬼」は大きく威圧感のある外見に由来するとされています。
オニグモの生態上の最大の特徴は以下のとおりです。
- 夜行性 — 昼間は葉の裏などに隠れており、夕方から夜にかけて活動する
- 大型の円網 — 直径が50cmを超える大きな円形の網を夜間に張り、翌朝には食べて片付けてしまう
- 待ち伏せ型の捕食 — 網の中心または端で待機し、かかった昆虫を素早く糸でくるんで捕食する
夏から秋にかけて成熟個体が多く見られ、秋に卵嚢を産み付けて一生を終えます。人への害はほとんどなく、害虫を捕食する益虫として知られています。
使い方・例文
「軒先に大きな円形の巣が夜になると張られていて、調べたらオニグモだった」というように、家庭での自然観察や昆虫・クモの図鑑解説で登場する種です。
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