害虫とは?
がいちゅう
害虫とは、農作物や生活空間・人体に損害や被害を与える昆虫などの節足動物を指す言葉です。
害虫(がいちゅう)とは、人間の生活・農業・畜産・林業などに悪影響を与える虫の総称です。一般的には昆虫(蚊・ゴキブリ・アブラムシ・カメムシなど)を指しますが、ダニやムカデなど広義の節足動物を含めることもあります。
害虫は被害の種類によって大きく3つに分類できます。
- 農業害虫 — アブラムシ・ウンカ・コナジラミ・ハスモンヨトウなど、農作物を食害・吸汁して収量や品質を低下させる
- 衛生害虫 — 蚊・ハエ・ゴキブリ・ダニなど、病原体を媒介したり不快感を与えたりする
- 貯穀害虫 — コクゾウムシ・ノシメマダラメイガなど、保管中の穀物や食品を汚染・食害する
蚊はデング熱・マラリア・日本脳炎などの感染症を媒介し、世界的に見ると人間に最も多くの死者をもたらす生物の一つとされています。農業害虫による世界の農作物被害は収穫量の数十パーセントに達するとも試算されており、食料安全保障の観点からも深刻な問題です。
害虫対策には農薬(殺虫剤)・天敵生物の活用・フェロモントラップ・物理的防除(防虫ネット等)など多様な手法があり、環境負荷を抑えながら被害を管理する「総合的害虫管理(IPM)」の考え方が近年重視されています。
使い方・例文
夏場に室内に入り込んだ蚊は衛生害虫の代表例で、刺されること自体の不快感に加え、感染症を媒介するリスクもあります。
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