ムカデとは?
むかで
ムカデとは、多数の脚を持つ節足動物で、毒のある顎を使って昆虫などを捕食する肉食性の生き物です。
ムカデ(百足・蜈蚣)は、節足動物門多足亜門ムカデ綱(Chilopoda)に属する動物の総称です。「百足」という漢字が示すように多くの脚を持ち、体節ごとに1対の脚が付いていますが、実際の脚の数は種によって異なり、15〜数十対以上になります。脚の数は必ず奇数対のため、「100本ちょうど」になることはありません。
ムカデの最大の特徴は、頭部直後に位置する「顎肢(がくし)」と呼ばれる毒爪です。これは変形した脚であり、毒腺と連結しています。毒を使って昆虫・ミミズ・クモなどの小動物を捕食する完全な肉食性で、農業害虫の天敵として益虫的な側面も持ちます。
日本に生息する代表的な種はトビズムカデ(体長10〜15センチ)で、山林や家屋周辺に現れます。ムカデに噛まれると激しい痛みと腫れが生じるため、注意が必要です。噛まれた際は流水で洗い流し、症状が重い場合は医療機関を受診することが推奨されます。
ムカデはカンブリア紀から存在が確認されている古い動物群で、世界に3000種以上が分布します。湿気を好み、石や落ち葉の下などに潜むため、家屋への侵入防止には湿気対策が有効です。
使い方・例文
「庭の石をどかしたら大きなムカデが素早く逃げ出し、その毒のある顎と鮮やかな体色に驚いた。」
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