ミミズとは?
みみず
ミミズとは、土の中に生息する細長い環形動物で、土壌を耕して豊かにする重要な生き物です。
ミミズは環形動物門貧毛綱に属する無脊椎動物で、世界中の湿った土壌や腐植層に広く生息しています。目や耳はなく、体は多数の環節(体節)から成る細長い筒状をしています。
ミミズの最も重要な役割は土壌の改良です。土を食べながら前進し、有機物を分解して排泄することで、栄養豊富な土を作り出します。また体が通った後にできるトンネルは通気性と排水性を高め、植物の根が伸びやすい環境を整えます。チャールズ・ダーウィンもミミズの土壌形成における重要性を研究し、著書にまとめています。
ミミズの特徴的な点は次のとおりです。
- 体表の皮膚で呼吸するため、乾燥に弱く雨上がりに地表へ出てくる
- 雌雄同体で、2個体が交差して受精し合う
- ひとつの環節が切断されても再生できる種が多い
- クリテラム(環帯)と呼ばれる帯状の膨らみが生殖器官の役割を担う
生態系における分解者として植物の落ち葉や有機物を土に戻す働きをするほか、鳥やモグラなどの動物にとって重要な食料源でもあります。農業や園芸の場では「土壌の健康度の指標」としても扱われています。
使い方・例文
雨上がりにアスファルトの上でミミズを見かけるのは、土中が水で満たされて酸欠状態になり、地表へ逃げ出してくるためです。
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