呼吸とは?
こきゅう
呼吸とは、生き物が空気中の酸素を取り込み、二酸化炭素を体外に排出することで生命を維持する営みです。
呼吸(こきゅう)とは、生物が酸素を体内に取り入れ、栄養素(主にグルコース)を分解してエネルギーを生み出し、その過程で生じた二酸化炭素を体外に排出する一連の働きのことです。
人間の呼吸は大きく「外呼吸」と「内呼吸(細胞呼吸)」に分けられます。外呼吸は肺で行われる気体交換で、吸気によって酸素を血液中に取り込み、血液中の二酸化炭素を呼気として排出します。内呼吸(細胞呼吸)は体の各細胞内で行われ、酸素を使ってグルコースを分解し、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー通貨を産生します。
呼吸の仕組みを見ると、横隔膜や肋間筋が収縮・弛緩することで胸腔の容積が変化し、空気が肺に出入りします。肺胞(肺の末端にある小さな袋)では、毛細血管との間で酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。成人の安静時の呼吸数は1分間に約15〜20回とされています。
酸素を使う「有酸素呼吸」のほか、激しい運動時など酸素が不足した場合に行われる「無酸素呼吸(解糖)」もあり、乳酸が産生される代わりに一時的にエネルギーを補います。呼吸は意識しなくても脳幹が自律的に制御しており、生命維持に欠かせない基本機能です。
使い方・例文
マラソンなどの持久運動では、筋肉への酸素供給が追いつかなくなると呼吸が乱れ、筋肉に乳酸が蓄積して疲労感が生じます。
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