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アブラボウズとは?

あぶらぼうず

アブラボウズは、北太平洋の深海に生息する大型魚で、脂肪含量が非常に高いため食べすぎると体調不良を引き起こすことで知られます。

アブラボウズ(学名:Erilepis zonifer)は、スズキアイナメ科に属する深海魚です。北太平洋の冷たい深海域に生息し、日本近海でも漁獲されます。成魚は全長1メートルを超えることもある大型の魚です。

名前の「アブラ(油)」は、その身に含まれる極めて高い脂肪分に由来します。この脂肪の主成分は「ワックスエステル」と呼ばれる成分で、人間の消化酵素では分解されにくい性質を持っています。そのため、アブラボウズを大量に食べると、消化されなかった油分が腸を通過して体外へ排出されてしまう「油性下痢(脂漏、オイルリーク)」が起きることがあります。

この特性から、日本では食品衛生法に基づく規制の対象となっており、市場での流通に制限があります。厚生労働省も食べすぎに注意するよう呼びかけており、飲食店などで提供する場合には事前に客への説明が推奨されています。

一方で、少量であれば独特のコクと旨みがあり、調理次第では珍味として楽しむことができます。海外では「バターフィッシュ」とも呼ばれ、料理に用いられることもあります。深海魚の珍しさとその特異な性質から、魚介類の話題として取り上げられることが多い魚です。

使い方・例文

「アブラボウズは見た目や味は良くても、食べすぎると消化されない油分が体外に漏れ出す副作用があるため、少量ずつ食べるのが鉄則です。」

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