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引きとは?

ひき

「引き」とは、漫画で読者の続きへの興味を高めるために、章末・ページ末にサスペンスや衝撃的な展開を置く演出技法のことです。

「引き」(ひき)は漫画・小説・映像などの物語表現における演出手法で、読者・視聴者が次の展開を強く気にして「続きを読みたい」と思わせるように、章末や話の区切りに緊張感・疑問・衝撃を配置する技術です。漫画では特に「引きのコマ」や「引きのページ」という言い方がされます。

効果的な引きの主なパターンとして次のものが挙げられます。

  • クリフハンガー:危機的状況のまま「つづく」で終わる
  • 意外な事実の開示:「実はあの人物が……」という予想外の情報で読者を驚かせる
  • 謎の提示:新たな謎や問いかけを残して章を閉じ、解決を次巻に引き延ばす
  • 感情的なピーク:キャラクターの決意・絶望・告白など感情が頂点に達する場面で区切る

週刊連載漫画では毎回の最終ページがこの「引き」にあたり、翌週の購読継続を促す商業的な意味合いも持ちます。コミックス(単行本)化した際には連載時の引きが薄れることもあり、単行本読みと週刊誌読みで作品の体験が変わる要因のひとつです。

「引きが強い」という表現は、読者の心を掴んで離さない巧みな話の区切り方を評価するときに使われます。逆に「引きが弱い」と言えば、次話への期待感が高まらない中途半端な区切りを指します。

使い方・例文

少年漫画の週刊連載で、主人公が強敵の必殺技を受けて倒れるコマで「つづく」と入るページが典型的な「引き」です。読者が次号を楽しみにする原動力として機能します。

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