小説とは?
しょうせつ
小説とは、作者が想像力によって作り上げた物語を散文で記した文学作品の形式で、人物・事件・心理などを描いてテーマを表現するものです。
小説とは、散文(会話や日常語に近い文体)で書かれた虚構の物語を中心とする文学の形式です。詩や戯曲とならぶ文学の三大ジャンルの一つで、特定の登場人物とその行動・心理・人間関係を軸に、作者がテーマや世界観を表現します。
小説の起源は世界各地に見られますが、日本では紫式部の「源氏物語」(11世紀初頭)が世界最古の長編小説のひとつとされています。西洋では17〜18世紀のヨーロッパで近代小説の形式が確立され、写実主義・ロマン主義・モダニズムなどの流れを経て現代に至ります。
小説は長さや内容によってさまざまな種類に分けられます。
- 長編小説:数百ページにわたる本格的な作品
- 中編小説:長編と短編の中間に位置する作品
- 短編小説:凝縮された物語を短い分量で表現した作品
- 連作短編:共通の登場人物や舞台で複数の短編をつなげた形式
ジャンルとしては純文学・エンターテインメント小説・推理小説・SF・歴史小説・恋愛小説・ホラーなど多岐にわたります。近年は電子書籍や投稿小説サイトの普及により、個人が発表・発信する場が広がり、新たな才能が活躍する機会も増えています。
小説は読者に感情移入や疑似体験をもたらし、社会や人間の本質を深く考えるきっかけを与える文化的・教育的な媒体として重視されています。
使い方・例文
「彼女はデビュー作の小説でいきなり文学賞を受賞した」のように作品の形式を指す場合や、「毎晩寝る前に小説を読む」のように読書の対象として日常的に使われます。
この用語をシェア
最終更新: