ラムダ文学賞とは?
らむだぶんがくしょう
ラムダ文学賞とは、LGBTQの著作者・テーマを対象とした米国の文学賞で、クィア文学の振興と可視化を目的として毎年授与されます。
ラムダ文学賞(Lambda Literary Award)は、アメリカの非営利団体「Lambda Literary」が主催する文学賞で、LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィア)をテーマにした、あるいはLGBTQの著者による優れた文学作品を顕彰します。「ラムダ」の名は、1970年代のゲイ解放運動でシンボルとして用いられたギリシャ文字に由来します。
1989年に創設され、小説・詩集・ミステリー・SF・回顧録・ノンフィクションなど多岐にわたるジャンルと、対象読者(成人向け・ヤングアダルト向けなど)に応じた複数のカテゴリーで毎年受賞作が選ばれます。受賞者はLGBTQコミュニティの内外で広く注目され、受賞作が一般的なベストセラーリストに入るケースも珍しくありません。
同賞の意義は単なる文学的評価にとどまらず、クィアの声や経験を主流の出版・文化の場に引き上げる役割を果たしてきました。歴代受賞者にはアリソン・ベクデルやドロシー・オルメドなど、その後に国際的名声を得た作家も多く、LGBTQ文学の登竜門として機能しています。
日本語圏ではまだ認知度は限られますが、翻訳文学の文脈やクィア研究・ジェンダー研究の分野で引用される機会が増えています。
使い方・例文
英米圏のクィア小説や詩集のレビューで「ラムダ文学賞受賞作」と紹介される文脈、または性的少数者の文化史を解説するテキストで登場します。
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