ジェンダーとは?
じぇんだー
ジェンダーとは、生物学的な性別とは区別される、社会・文化的に形成された性別の役割・規範・アイデンティティのことを指す概念です。
ジェンダーとは、社会的・文化的に構築された性別の概念であり、生まれ持った生物学的な性別(セックス)とは区別して用いられる言葉です。男らしさ・女らしさといった行動規範、役割分担、価値観などは、生まれながらのものではなく、育つ環境や文化・時代によって形成されるという考え方に基づいています。
ジェンダーの概念は20世紀後半のフェミニズム運動や社会学・心理学の発展とともに広まりました。従来の「男性=仕事・女性=家庭」という二項対立的な性別役割分業が社会的に作られたものであるという批判的視点から出発しています。
現代のジェンダー論では以下のような論点が重要視されています。
- ジェンダー平等:男女が同等の権利と機会を持つこと
- ジェンダーアイデンティティ:自分自身が認識する性別(トランスジェンダーなど)
- ジェンダーロール:社会が男性・女性に期待する行動や役割
- ノンバイナリー:男女の二元論にとらわれない性自認
政策面ではSDGs(持続可能な開発目標)の目標5にも「ジェンダー平等の実現」が掲げられており、賃金格差・政治参加・家庭内暴力などの問題解消に向けた取り組みが世界各国で進んでいます。日本でもジェンダーギャップ指数の改善が課題となっています。
使い方・例文
「女性は育児・男性は仕事」という意識がジェンダーロールの典型例です。ジェンダーという言葉は、こうした社会的に形成された性別の枠組みについて議論する際に使われます。
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