読みとは?
よみ
読みとは、将棋や囲碁において、現局面から数手先の展開を頭の中で予測・計算する思考行為のことです。
「読み」は将棋・囲碁における核心的な思考プロセスで、現在の盤面から数手・数十手先の変化を頭の中で先読みし、最善の着手を探る行為を指します。将棋では「手を読む」、囲碁では「石の変化を読む」と表現されることもあります。
読みには深さと広さの2つの側面があります。
- 読みの深さ:何手先まで先読みできるかを示します。プロ棋士は複雑な局面でも数十手先を読むことがあります。
- 読みの広さ:どれだけ多くの候補手・変化を考慮できるかを示します。枝分かれした変化の木(ゲーム木)をどれだけカバーできるかが問われます。
また、読みにはいくつかの種類があります。
- 具体的な読み:実際の手順を1手ずつ追って変化を確かめる読み。
- 大局観による読み:局面全体の方向性や形勢を感覚的に評価し、詳細な読みの対象を絞り込む判断力。
読みの正確さは棋力に直結しており、「読みが深い」棋士は複雑な中盤戦や終盤の詰み探しで大きな強みを発揮します。将棋では詰み(相手玉を追い詰める手順)を正確に読み切れるかどうかが勝負の分かれ目になることも多いです。近年はAI(将棋・囲碁エンジン)の台頭により、人間の読みとAIの評価値の差が注目されるようになりました。
使い方・例文
「5手詰め問題が解けるようになった」「あの場面で10手先を読んでいた」のように、将棋・囲碁の棋力向上や対局解説の文脈でよく使われる言葉です。
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