ト書きとは?
とがき
ト書きとは、脚本や台本において登場人物の動作・表情・状況などを説明するために書かれるセリフ以外の指示文のことです。
ト書き(とがき)とは、演劇・映画・テレビドラマ・漫画などの脚本や台本において、登場人物のセリフ以外に書かれる、場面や状況・動作・感情を説明する指示文のことです。「ト」の名称は、古典的な台本で「ト、〇〇する」「ト、退場」のように「ト」の字で始まる記述形式に由来します。
ト書きが担う役割は多岐にわたります。
- 状況・場面の説明:時代・場所・照明・天候などの設定を示す
- 動作・行動の指示:役者や声優が演じる際の動きを指定する
- 感情・表情の指定:セリフに込めるべき感情をト書きで補足する
- 効果音・音楽の指定:SE(サウンドエフェクト)や音楽の挿入タイミングを示す
漫画やアニメの業界でも、脚本段階でのト書きは演出の土台となります。読者・視聴者には直接見えない存在ですが、作品の世界観を支える重要な要素です。なお現代では「ト書き」を広義に「セリフでない説明文全般」と捉え、小説の地の文を指す場合もあります。
使い方・例文
「(静かに立ち上がり、窓の外を見つめる)」のような括弧書きの指示がト書きの典型例で、演じる側が感情や行動を把握するための手がかりとなります。
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