マンボウ科とは?
まんぼうか
マンボウ科とは、世界最大級の硬骨魚類を含む科で、尾びれが退化した丸みを帯びた独特の体形を持つ外洋性の魚類グループです。
マンボウ科(学名:Molidae)は、フグ目に属する海水魚の科です。世界の温帯・熱帯の外洋に分布し、マンボウ属・クサビフグ属などを含む少数の属で構成されています。
マンボウ科最大の特徴は、成魚になると尾びれに相当する部分(擬尾びれ)が折り返し構造となり、体の後端が扇形になる独特の体形です。一般的な魚のような流線形ではなく、巨大な体が丸く平たい「円盤形」をしており、英語では「Ocean Sunfish(海の太陽魚)」とも呼ばれます。この名前は、海面近くで体を横にして日光浴をする行動に由来するとも言われます。
マンボウ科の主な特徴は次のとおりです。
- 成魚の体重は数百kg〜2トン以上に達することがあり、硬骨魚類最大級
- 皮膚は硬くザラザラしており、鱗はほとんど退化している
- 主にクラゲや小魚、甲殻類などを食べる
- 多数の寄生虫が付着しやすく、海面でエラ洗いをして寄生虫を落とすとされる
マンボウ(Mola mola)は日本近海にも出現し、漁獲されることがあります。内臓には毒を含む部位があるため食用にする地域は限られますが、一部の地域では珍味として知られています。水族館での展示も難しい魚として知られ、繊細な管理が求められます。
使い方・例文
「外洋を航行する船の乗組員が海面近くに浮かぶマンボウ科のマンボウを目撃することがあり、その巨大な体と独特の形がたびたび話題になる。」
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