バルクキャリアとは?
ばるくきゃりあ
穀物・石炭・鉄鉱石などの固体バラ積み貨物を大量輸送するために設計された専用貨物船です。
バルクキャリア(Bulk Carrier)とは、穀物・石炭・鉄鉱石・セメント・ボーキサイトといった固体のバラ積み貨物(バルク貨物)を専門に輸送する貨物船のことです。コンテナや木箱に梱包せず、貨物をそのまま船倉に積み込む点が最大の特徴です。
船体構造は複数の大型貨物倉(ホールド)を持ち、上甲板には貨物の積み卸しに使うハッチカバーが並びます。自社クレーンを備えた「ギアード型」と、岸壁設備に依存する「ギアレス型」があり、寄港する港の設備に合わせて選択されます。また、貨物の密度に合わせて船倉の容積と重量バランスを最適化する設計が施されています。
大きさによる分類としては、以下のようなものがあります。
- ハンディサイズ(約1万〜3万5千重量トン):小型で汎用性が高い
- パナマックス(約6万〜8万重量トン):パナマ運河の通過限界に合わせた設計
- ケープサイズ(約15万重量トン以上):スエズ・パナマ運河を通れず喜望峰・ケープホーンを迂回
バルクキャリアは世界の海上貿易量の約3〜4割を担うとされ、食料・エネルギー・素材の安定供給を支える産業インフラとして極めて重要な役割を果たしています。
使い方・例文
ブラジルから日本へ鉄鉱石を運ぶ際、大型のケープサイズ・バルクキャリアが利用される。
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