セメントとは?
せめんと
セメントとは、水と反応して硬化する性質を持つ粉末状の結合材で、コンクリートやモルタルの主原料として建設・土木工事に広く用いられます。
セメント(cement)は、石灰石・粘土・ケイ石などを高温で焼成し、粉末状に粉砕した無機質の結合材(バインダー)です。水を加えると化学反応(水和反応)が起こり、時間とともに硬化する性質を持っています。
最も広く使われるのは「ポルトランドセメント」で、19世紀にイギリスで発明されました。製造工程は以下のとおりです。
- 原料(石灰石・粘土など)を混合・粉砕する
- キルン(回転炉)で約1450℃の高温で焼成し、クリンカーを生成する
- クリンカーに石膏を加えて微粉砕し、製品とする
セメントは単体では使われず、砂・砂利・水と混ぜることで建設材料として活用されます。砂と混ぜると「モルタル」、砂利も加えると「コンクリート」になります。コンクリートは現代建築の基盤材料として橋・ビル・ダム・道路などあらゆる構造物に不可欠です。
セメント産業は世界規模で展開されており、製造時にCO2が大量排出されるため気候変動への影響も指摘されています。近年は低炭素型セメントや産業副産物(フライアッシュ・高炉スラグ)を活用した環境配慮型の製品開発も進んでいます。
使い方・例文
建物の基礎工事や道路舗装、ブロック積みなど、あらゆる土木・建築現場でコンクリートやモルタルの材料として使われます。
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