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護衛空母とは?

ごえいくうぼ

護衛空母とは、第二次世界大戦中に大量建造された小型・低速の空母で、輸送船団の護衛や対潜哨戒を主任務とした補助的な航空母艦です。

護衛空母(英: escort carrier, CVE)は、第二次世界大戦期にアメリカイギリス中心に建造された小型の航空母艦です。正規の航空母艦よりも大幅にコンパクトで、建造費も安く工期も短縮できたため、短期間に大量に量産されました。

護衛空母が誕生した背景には、ドイツ潜水艦(Uボート)による大西洋での連合軍輸送船の大量撃沈があります。大型空母は絶対数が不足していたため、商船や貨物船の船体を改造または専用設計で建造した護衛空母を護送船団に随伴させ、哨戒機を搭載して対潜作戦を行いました。

護衛空母の主な任務と特徴は次のとおりです。

  • 船団護衛・対潜哨戒:搭載した対潜哨戒機でUボートを追跡・攻撃
  • 航空機輸送:戦場への航空機の大量輸送に使用
  • 上陸支援:太平洋戦域では島嶼上陸作戦の近接航空支援にも活用

速力が遅く装甲も薄いため、正規空母や戦艦との艦隊決戦には向きませんでした。レイテ湾海戦ではアメリカの護衛空母部隊「タフィー3」が日本艦隊と交戦し、不利な状況下で奮闘した「タフィー3の奇跡」として歴史に残ります。戦後は正規空母の増産により護衛空母は急速に退役し、現代の艦隊には存在しません。

使い方・例文

「第二次世界大戦中、連合軍は護衛空母を大西洋の輸送船団に配備し、対潜哨戒機でドイツのUボートに対抗しました。」のように、第二次世界大戦・海軍史の話題で使われます。

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