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鉄鉱石とは?

てっこうせき

鉱石とは、鉄を含む鉱物集合体で、製鉄の主原料として世界中で採掘・利用されている資源です。

鉱石(てっこうせき、iron ore)は、鉄を経済的に採取・利用できる濃度で含む岩石・鉱物の総称です。地球地殻に豊富に存在し、アルミニウムに次ぐ量産金属である鉄の製造において最も基本的な原料です。

主要な鉄鉱石の種類には次のものがあります。

  • 赤鉄鉱(ヘマタイト、Fe₂O₃):鉄分約70%で最も広く採掘される鉱石
  • 磁鉄鉱(マグネタイト、Fe₃O₄):鉄分約72%で磁性をもつ
  • 褐鉄鉱(ゲーサイト):水酸化物を含み鉄分はやや低い
  • 菱鉄鉱(シデライト):炭酸塩鉱物で製錬前に焙焼が必要

世界最大の産出国はオーストラリア・ブラジル・中国などで、日本はほぼ全量を輸入に頼っています。採掘された鉄鉱石は、そのまま、または焼結・ペレット化などの前処理を経て溶鉱炉に装入されます。

製鉄プロセスでは、鉄鉱石中の酸化鉄(Fe₂O₃など)がコークス由来の一酸化炭素によって還元され、溶融した銑鉄となります。鉄鉱石の品位・不純物組成は製鉄コストや鋼の品質に直接影響するため、産地ごとの成分管理が重要です。近年は高品位鉱の枯渇に伴い、低品位鉱の有効活用技術の開発が進んでいます。

使い方・例文

日本の鉄鋼メーカーがオーストラリアやブラジルから大型鉱石船で輸入した鉄鉱石は、製鉄所の溶鉱炉でコークスと反応させて銑鉄となり、最終的に自動車・建材・缶などに使われます。

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