イージス艦とは?
いーじすかん
イージス艦とは、高性能な防空システム「イージスシステム」を搭載し、複数の脅威を同時に追跡・迎撃できる軍艦のことです。
イージス艦とは、アメリカのレイセオン社が開発した「イージス戦闘システム(Aegis Combat System)」を搭載した軍艦の総称です。「イージス(Aegis)」はギリシャ神話に登場するゼウスの盾に由来し、完全な防御という意味を持ちます。
最大の特徴はSPY-1フェーズドアレイレーダーと高度な指揮管制システムの組み合わせで、数百の目標を同時に追跡し、複数のミサイルや航空機を同時迎撃できる点にあります。従来の艦隊防空システムとは比較にならない処理能力を持ち、対空・対艦・対潜・対地と多面的な脅威に対応します。
イージスシステムは1980年代にアメリカ海軍で実用化され、タイコンデロガ級巡洋艦やアーレイ・バーク級駆逐艦に搭載されました。日本の海上自衛隊もこんごう型護衛艦をはじめとするイージス艦を保有し、弾道ミサイル防衛(BMD)任務にも就いています。
主な役割は以下の通りです。
- 艦隊の防空中枢として機能する対空戦
- 弾道ミサイルの探知・迎撃(SM-3ミサイル使用)
- 対艦・対地ミサイルによる攻撃任務
- 対潜水艦戦の支援
現代の海上戦力において中核的な役割を担うイージス艦は、単艦で艦隊全体の防空を担える高い能力から、各国の海軍力の象徴とされています。
使い方・例文
「敵国の弾道ミサイル発射を察知した艦隊は、イージス艦のSM-3ミサイルで迎撃態勢を整えた」のように、高度な防空・迎撃任務を担う場面で登場します。
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