コビトカバとは?
こびとかば
コビトカバとは、西アフリカの熱帯雨林に生息するカバ科の小型種で、カバの約10分の1の体重しかない希少な動物です。
コビトカバ(pygmy hippopotamus、学名:Choeropsis liberiensis)は、カバ科コビトカバ属に属する哺乳類で、リベリアを中心にシエラレオネ、ギニア、コートジボワールなど西アフリカの限られた地域にのみ生息しています。
体長は150〜177センチメートル、体重は180〜275キログラム程度で、普通のカバ(体重1500〜3000キログラム)と比べると著しく小型です。外見はカバに似ていますが、目と鼻孔の位置が頭部の側面にあること、水中生活よりも森林生活に適応していることなど、異なる点も多くあります。
コビトカバは夜行性で単独生活を好みます。食性は草食性で、シダ類・果実・水生植物などを食べます。カバほど水中に依存せず、密林の中を移動しながら採食します。繁殖は年1頭の出産が一般的で、妊娠期間は約6〜7か月です。
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧種(Endangered)」に分類されており、推定野生個体数は2500頭を下回るとされています。生息地の森林破壊と密猟が主な脅威であり、動物園での飼育繁殖プログラムが保全に重要な役割を果たしています。
使い方・例文
「コビトカバはカバ科に属しながらも森林で単独生活を送る」というように、カバとの生態の違いを説明する文脈で使われることが多い動物です。
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