カバとは?
かば
カバとは、アフリカの川や湖に生息する大型の哺乳類で、陸上動物としてはゾウに次ぐ重さを誇ります。
カバ(河馬)は、偶蹄目カバ科に属する哺乳類で、学名はHippopotamus amphibiusです。成体のオスは体重が1,500〜3,000キログラムにもなり、陸上哺乳類としてはアジアゾウ・アフリカゾウに次ぐ大きさを持ちます。
名前の「河馬」が示すとおり、カバはアフリカのサハラ砂漠以南の河川・湖沼・湿地帯に生息し、一日のほとんどを水中で過ごします。水中では目・耳・鼻が頭頂部に集中しており、体を沈めたまま呼吸や感覚を維持できる構造になっています。皮膚は毛がほとんどなく乾燥に弱いため、皮膚腺から赤みを帯びた分泌液(通称「血の汗」)を出して紫外線と乾燥から身を守ります。
食性は草食で、夜間に陸に上がって1日あたり数十キログラムの草を食べます。見た目は温和に見えますが、縄張り意識が強く、アフリカで最も人への被害が多い動物のひとつとされています。大きな口を開けて威嚇するのは、体長50センチメートルに達することもある犬歯を誇示するためです。
カバには大型のカバと小型のコビトカバの2種が存在します。コビトカバは西アフリカの森林に生息し、個体数が少なく絶滅危惧種に指定されています。カバ自体も生息地の破壊や密猟により数が減少しており、IUCNレッドリストで「危急種(VU)」に分類されています。
使い方・例文
動物園でカバが大きな口を開けてあくびをしている場面は、訪れた人々の注目を集める人気スポットです。
この用語をシェア
最終更新: