カバ科とは?
かばか
カバ科とは、偶蹄目に属する大型哺乳類のグループで、カバとコビトカバの2属2種からなる科です。
カバ科(Hippopotamidae)は、哺乳綱偶蹄目に属する科で、現生種はカバ(Hippopotamus amphibius)とコビトカバ(Choeropsis liberiensis)の2種のみです。かつては多様な種が存在しましたが、現在は大幅に数を減らしています。
系統的には、カバ科はクジラ偶蹄目においてクジラ類に最も近縁な陸上哺乳類とされています。DNA解析の結果、カバはウシ科やブタ科よりもクジラ・イルカ類に近いことが明らかになっており、共通祖先から約5400万年前に分岐したと考えられています。
カバ科の特徴としては、以下の点が挙げられます。
- 半水生の生活様式(昼間は水中で過ごし夜間に陸上で採食)
- 皮膚から分泌される赤みがかった液体(血液ではなく紫外線防御・抗菌作用を持つ)
- 巨大な口と長い犬歯(雄同士の争いに使用)
- 草食性で主にイネ科植物を食べる
生息地はサハラ以南のアフリカで、カバは川や湖沼周辺に、コビトカバは西アフリカの密林に生息します。どちらも生息地の破壊や密猟により個体数が減少しており、IUCNのレッドリストで保護が求められています。
使い方・例文
動物園の展示や生物の分類を学ぶ際に「カバ科」という分類名が登場します。たとえば「カバ科に属する現生種は2種のみである」のように使われます。
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