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偶蹄目とは?

ぐうていもく

偶蹄目とは、ひづめの数が偶数(2本または4本)の哺乳類をまとめた分類群のことです。

偶蹄目(ぐうていもく)とは、哺乳類分類群のひとつで、足の指(趾)の数が偶数であることを共通の特徴とする動物のグループです。かつては独立した目として扱われてきましたが、近年の分子系統学的研究によりクジラ類との近縁関係が明らかとなり、現在は「鯨偶蹄目(げいぐうていもく)」として鯨類を含めて再編されています。

偶蹄目の動物は、体重を第3趾と第4趾の2本の指で均等に支える構造が基本となっています。この蹄の形状は草原や山岳地帯を走るのに適しており、広い地域への適応放散を可能にしました。消化器官の特徴として、胃が複数の室に分かれ、一度飲み込んだ食物を口に戻して再咀嚼する「反芻(はんすう)」を行う種が多いことも重要な特徴です。

代表的な種類としては次のものが挙げられます。

  • ウシ・ヒツジ・ヤギ(ウシ科)
  • シカ(シカ科)
  • ブタ・イノシシ(イノシシ科)
  • キリン(キリン科)
  • カバ(カバ科)

偶蹄目の動物は人類の歴史においても重要な役割を果たしており、ウシ・ブタ・ヒツジ・ヤギなどは家畜として食料・農耕・衣料の面で文明を支えてきました。現代でも畜産業の中心を担うなど、人間社会との結びつきは非常に強い分類群といえます。

使い方・例文

「ウシやシカ、キリンはいずれも偶蹄目に属し、ひづめが2本に分かれているのが特徴です。」動物園の解説板や生物の教科書でよく登場する分類の名称です。

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