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オオグチホヤとは?

おおぐちほや

オオグチホヤとは、大きな入水口(口)を持つホヤの一種で、深海や海洋環境に生息する脊索動物門の無脊椎動物です。

オオグチホヤは、尾索動物亜門(ホヤ綱)に属する海洋無脊椎動物の一種です。ホヤは見た目が岩や海藻に付着した塊状の生物で、脊索動物門に含まれるため、進化的には脊椎動物と近縁な関係にあります。

「オオグチ」という名称が示すとおり、入水孔(水を取り込む開口部)が他のホヤと比べて大きいことが特徴です。ホヤはこの入水孔から海水を取り込み、エラでプランクトンや有機粒子を濾しとって栄養を得る濾過摂食者です。体内で処理した海水は出水孔から排出されます。

ホヤ類の一般的な特徴として以下が挙げられます。

  • 幼生期にはオタマジャクシ状の遊泳幼生で、この時期に脊索(脊椎の原型)を持つ
  • 成体になると岩礁や海底構造物に固着し、固着生活を送る
  • 外皮はチュニシンというセルロース様物質でできた「外套膜(被嚢)」に覆われる
  • 水産資源として食用にされる種類もある(マボヤなど)

オオグチホヤは主に沿岸域から深海にかけての海底環境に生息し、生態系の中で濾過摂食者として海水の浄化に貢献しています。分類学的な研究が進む中で、新種の記載や系統の整理が続けられている興味深い生物グループです。

使い方・例文

海洋生物の調査や研究で採集されたホヤ類の分類をする際に、入水孔の大きさや形状を手がかりにオオグチホヤが同定されるといった場面で登場します。

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