脊索動物とは?
せきさくどうぶつ
脊索動物とは、発生の過程で脊索(せきさく)という支持器官を持つことで共通する動物の仲間で、脊椎動物を含む大きな分類群です。
脊索動物(せきさくどうぶつ、Chordata)とは、動物界の中で脊索と呼ばれる棒状の支持構造を生涯または発生の一時期に持つことを共通の特徴とする動物の仲間です。私たちヒトを含む哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類などはすべてこの仲間に属します。
脊索動物の主な共通特徴は次の4点です。
- 脊索:体の背側に走る弾力性のある棒状の支持器官。脊椎動物では成体になると椎骨(背骨)に置き換えられる
- 背側神経管:体の背側に沿って走る管状の神経系(脊椎動物では脳と脊髄になる)
- 咽頭裂:のどの部分に開く裂け目(魚ではえらに発達する)
- 肛門後尾:消化管の出口(肛門)より後ろに尾部が伸びる
脊索動物門は大きく3つの亜門に分けられます。頭索動物亜門(ナメクジウオなど)・尾索動物亜門(ホヤなど)・脊椎動物亜門(魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類)です。
中学や高校の生物の授業では、動物の分類を学ぶ際に「脊椎動物」と対比する形で登場します。脊椎動物は脊索動物の一部であり、より広い概念が「脊索動物」です。
使い方・例文
理科の授業で「ホヤはなぜ脊索動物に分類されるのか」という問いの場面や、動物の分類表を学ぶ際に登場します。
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