アカムシとは?
あかむし
アカムシとは、ユスリカの幼虫で赤い色をした水中生物であり、魚釣りや熱帯魚の餌として広く使われます。
アカムシとは、双翅目ユスリカ科(Chironomidae)の幼虫の総称で、体が赤みを帯びていることからこの名前がつきました。体色が赤いのは、ヘモグロビンに似た色素(エリスロクルオリン)を含んでいるためで、酸素の少ない泥底でも生存できるよう適応したものです。
アカムシは池・沼・水田・川の泥底に生息し、有機物を分解・摂取して生きています。体長は種によって異なりますが、一般的な釣り餌・魚の餌として流通するものは1〜3センチメートル程度のものが多いです。
アカムシが利用される主な場面は以下のとおりです。
- 釣り餌:ヘラブナ・コイ・タナゴなどの淡水魚を釣る際の万能餌として定番
- 熱帯魚・金魚の餌:生き餌・冷凍・乾燥など多様な形態で市販されており、魚が好む高タンパク質の餌
- 水質の指標生物:有機汚濁の強い水域に大量発生するため、水質評価(β-中腐水性)の指標に使われる
成虫になるとユスリカとして大量発生し、街灯や窓ガラスに集まる「ユスリカの群れ」となります。刺すことはありませんが大量に飛ぶため不快害虫として扱われる一方、幼虫(アカムシ)は生態系において分解者・魚の餌として重要な役割を担っています。
使い方・例文
「熱帯魚の食いつきが悪いときに冷凍アカムシを与えると、ほぼ全ての魚が活発に食べ始める」といった形で、アクアリウムや釣り愛好家の場面で登場します。
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