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ヘモグロビンとは?

へもぐろびん

ヘモグロビンとは、赤血球に含まれる赤色のタンパク質で、肺で酸素を受け取り全身の組織に届ける役割を果たします。

ヘモグロビン(hemoglobin、略称Hb)は、赤血球の大部分を占めるタンパク質で、血液が赤く見える原因物質でもあります。4つのポリペプチド鎖(グロビン)と、それぞれに結合したヘムと呼ばれる鉄含有化合物から構成されています。鉄イオン(Fe²⁺)が酸素分子と可逆的に結合するのが、酸素運搬の仕組みの核心です。

肺では酸素濃度が高いためヘモグロビンは酸素と結合しオキシヘモグロビンとなります。血流にのって末梢組織に到達すると、酸素濃度が低く二酸化炭素濃度が高いため酸素を放出し、デオキシヘモグロビンに戻ります。この性質をヘモグロビンの「酸素解離曲線」で表すことができ、温度・pH・二酸化炭素濃度によって酸素親和性が変化します(ボーア効果)。

ヘモグロビンの基準値は成人男性で約13〜18g/dL、成人女性で約11〜16g/dL程度が目安とされています。値が低下すると貧血となり、倦怠感・息切れ・動悸などが現れます。原因には鉄欠乏・ビタミンB12不足・慢性疾患などがあります。

また、糖化ヘモグロビン(HbA1c)は過去約2〜3か月の平均血糖値を反映する指標として糖尿病の管理に広く使われます。

使い方・例文

健康診断の血液検査でヘモグロビン値が低いと判定されると、鉄分やビタミンB12の摂取を増やすよう指導されることがあります。

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