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ユスリカとは?

ゆすりか

ユスリカとは、蚊に似た外見を持つ双翅目昆虫で、刺さず幼虫は水中で育ち、大量発生して人々を悩ませることで知られます。

ユスリカ(揺蚊)は、双翅目ハエ目)ユスリカ科に属する昆虫の総称です。外見は蚊に似ていますが、口吻(こうふん)が退化しており成虫は人を刺すことがありません。世界中に数千種が分布し、日本でも多くの種類が生息しています。

ユスリカの生活史は水辺と密接に結びついています。成虫が水面に産卵すると、幼虫は水中で育ちます。幼虫は「赤虫」とも呼ばれる赤い体色が特徴で、ヘモグロビンに似た物質を持ち低酸素環境にも適応できます。この赤虫は熱帯魚などの観賞魚の生き餌や冷凍餌として広く流通しています。

ユスリカの主な特徴と生態は以下のとおりです。

  • 成虫はオスが「蚊柱(かばしら)」と呼ばれる群飛行動をとる
  • 湖・川・池などの水域近くで春〜秋に大量発生しやすい
  • 刺さないものの大量に飛来することで洗濯物や窓へ付着し生活被害を生じる
  • 一部の人にはアレルギー(喘息・アレルギー性鼻炎)を引き起こすことが知られている
  • 幼虫は水質汚濁の指標生物として環境調査に利用される種もいる

ユスリカは生態系において重要な役割を担っており、鳥や魚・トンボなど多くの動物の食物となります。また水中の有機物を分解するデトリタス食者としても機能しており、水環境の物質循環に貢献しています。

使い方・例文

「夕方に川のそばを歩いていたら、ユスリカの蚊柱に突っ込んでしまい、顔や髪に大量にくっついてしまった」というように、水辺での不快な体験を語る場面でよく登場します。

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