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成虫とは?

せいちゅう

成虫とは、昆虫が完全に成長した最終段階の姿で、翅(はね)を持ち生殖能力を獲得した状態のことです。

成虫(せいちゅう)とは、昆虫成長過程において最終段階に達した個体のことを指します。英語では「adult(アダルト)」または「imago(イマーゴ)」と呼ばれます。

昆虫の成長様式には大きく二種類あります。

  • 完全変態:卵→幼虫→さなぎ→成虫の順に発育する様式。チョウ・カブトムシ・ハチ・アリ・ハエなどが該当します。さなぎの時期に体の構造が大きく作り替えられるのが特徴です。
  • 不完全変態:卵→幼虫(若虫)→成虫と、さなぎの段階を経ない様式。バッタ・カマキリ・トンボ・セミなどが該当します。幼虫が脱皮を繰り返しながら徐々に成虫に近づきます。

成虫は多くの場合、発達した翅を持ち飛翔能力を獲得します。また、生殖器官が完成して交尾・産卵が可能な状態となることが成虫の最大の特徴です。種によっては成虫期間が極めて短く、カゲロウの仲間では成虫として数時間から数日しか生きないものもあります。

成虫になると脱皮しないのも昆虫の特徴の一つです。体の外骨格が固定されるため、成虫後に大きくなることはありません。こうした変態のしくみは、幼虫期と成虫期で異なる食物・環境を利用できる点で生存に有利とされています。

使い方・例文

「幼虫として土の中で数年過ごしたセミが、夏になってようやく成虫として地上に現れ、鳴き声を上げる」という場面で使われます。

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くわしい解説記事 成虫とは?昆虫の完全な成長段階をわかりやすく解説

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