完全変態とは?
かんぜんへんたい
完全変態とは、昆虫が卵・幼虫・さなぎ・成虫の4段階を経て成長する発育様式のことです。
完全変態(かんぜんへんたい)とは、昆虫の発育様式のひとつで、卵→幼虫→さなぎ→成虫という4つの段階(ステージ)を経て成長することを指します。英語では「holometabolism」または「complete metamorphosis」と呼ばれます。
完全変態の大きな特徴は、「さなぎ」の段階が存在することです。さなぎの内部では、幼虫の体がいったん溶けて再構成され、成虫とまったく異なる姿に変わります。この劇的な変化が「完全」という名称の由来です。
完全変態を行う昆虫の代表例には以下のものがあります。
- チョウ・ガ(鱗翅目):毛虫→さなぎ→成虫
- カブトムシ・クワガタ(甲虫目):幼虫→さなぎ→成虫
- ハチ・アリ(膜翅目)
- ハエ・カ(双翅目):ウジ→さなぎ→成虫
完全変態に対して、トンボやバッタのようにさなぎの段階を経ず卵→幼虫(若虫)→成虫と変化するものを「不完全変態」と呼びます。完全変態では幼虫と成虫で異なる食物・生息場所を利用するため、同じ種の個体同士で食料や空間の競争が起きにくいという生態学的メリットがあります。
使い方・例文
アゲハチョウが葉を食べる青虫からさなぎを経て羽化する過程は、完全変態の典型例としてよく理科の授業で紹介されます。
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